「代名詞のOneはニュアンスさえ分かれば簡単に会話で使いこなせる!」
Oneは「1つ」という数字の意味ももちろんありますが、代名詞としての使い方もあります!
もしかしたら学生時代に、「代名詞のoneは”種類”と訳しましょう」とか習ったかもしれませんが、それだけだと会話ではうまく使えません!
oneは日常会話でめちゃくちゃ使われる表現の1つなので、ちゃんとそのニュアンスを理解しておきましょう!
例文も一緒にご紹介しているので、しっかりとイメージしてくださいね!
Contents
代名詞Oneって何?

そもそも代名詞のoneって何?
という方のために簡単にoneの説明をしますね!
oneとは、もうすでに話題に上がった同じものを表します!
例えば、

I broke my phone. I should buy a new one.
「スマホ壊しちゃった!新しいスマホ買わなきゃ」
といった場面で使うことができます。
ここでのoneはphone(電話)のことですね!
最初のセリフで「スマホを壊しちゃった」とすでに喋っているので、新しく買おうとしているスマホはoneで表すことができるんですね!
他にも、

Could I have another one?
「おかわりもらえる?」
と使うことができます!
例えばレストランやカフェなどで、飲み物のおかわりが欲しいときCould I have another one?と言えば、「おかわりください」という表現になります。
これはoneが同じものを表しているからです!
このレストランのシチューションの場合、1番最初にオーダーをして、飲み物を頼んでいるわけですから、もうすでに話題に上がった同じものになるんですね!
じゃあどんどん行きましょう!

お客 Can I have a slice of pizza, please?「ピザを1切れください」
ピザ屋 Which one?「どっちのやつ?」
お客 This one, please.「こっちのやつ」
このピザ屋の例では、最初にお客さんがピザをくださいと話題に出しているので、店員さんが、oneを使って「どっちのピザ?」と聞くことができるんですね。
それに対し、お客さんもピザという単語を使わずにoneを使って答えることができるんです!
Oneを会話で使いこなすためのヒント!

一度出てきたものをoneに置き換えるということが慣れなくてなんかまだ難しいと感じる人もいると思います。
そんな方はoneを「〜のもの」とか「〜なやつ」って訳すといいですよ。
私たち日本人って、一度話題に出てきたものを「〜のもの」とか「〜なやつ」って言ったりするんですよ。
これって英語のoneとまるっきり同じ使い方なんです!
例えばさっきの例でいうと、
I broke my phone. I should buy a new one.
「スマホ壊しちゃった!新しいスマホ買わなきゃ」
のことを
I broke my phone. I should buy a new one.
「スマホ壊しちゃった!新しいやつ買わなきゃ」
と言ったりしますよね。つまりone=「〜なやつ」というニュアンスなんです!
こんな感じで覚えておくと使いやすいのではないでしょうか?
良くある質問!oneとitの違いを最もシンプルに解説!

ついさっきまで、oneはすでに話題に出てきた同じものと伝えていたのに、やっぱり同じものではない!とはどういうことでしょうか?
こちらもさっきの例文を使って説明しますね!
I broke my phone. I should buy a new one.
「スマホ壊しちゃった!新しいスマホ買わなきゃ」
これをitで表現するとどうなるのでしょうか?
I broke my phone. I should buy it.
「スマホ壊しちゃった!そのスマホ買わなきゃ」
itで表すと上記のようになります!
itは正真正銘の同じものを示します。なので、itが示すものは”壊してしまったスマホ”なんです!
だからitを使うとめちゃくちゃヘンテコな文章になるんですよね!
だって、「スマホ壊しちゃった!その壊したスマホを買わなくちゃ!」って意味になりますからね。
それに対して、oneが示すものは”同じ種類のもの”、”同じジャンルのもの”になります!
この場合は、壊してしまったスマホではなく、別のスマホを買うわけですよね。
スマホの物自体は違えど、”スマホ”というジャンル、種類は同じというわけなんです!
ではもう練習してみましょう!

Aさん:You told me you wanted the white car before. Did you buy it?
「この前あの白い車欲しいって言ってたよな?買ったの?」
Bさん:Yeah… But a red one.
「ええ、でも買ったのは赤色のなんだ」
これはitとoneが両方入った例文ですね!
最初Aさんは、『あの白い車』を限定して聞いています。いろいろ車がある中で、”あなたが欲しいと言ってたあの白い車”のことを言っているから、同じものを示すitを使っているんですね。
それに対し、Bさんはred one「赤いやつ」というふうにoneを使っています。
これは、車の車種やジャンルは同じなんだけど、白じゃなくて赤いやつと言っているからoneを使っているんですね。
このニュアンスの違いが感覚でつかめれば完璧ですよ!
難しく考えずにぼんやりでもいいからニュアンスをつかめれば結構会話で使えたりしますよ♬
Oneを使うときの注意点!

「〜なやつ」「〜なもの」というふうに使いやすいoneですが、最後にoneを使ってはいけないシチュエーションを2つお話しますね。
ここはサクッと読んでもらえたらすぐに理解できると思います!
①myとかMike’sとかの所有格ではoneは使えない!
myとかyourとかhis、herの後ろにoneをおくことはできません。
my oneとかyour oneとかの使い方はできなんですね。
なぜmyの後ろにoneをおくことができないのでしょうか?
さっきのお話で、oneは”同じジャンルとか種類を表すもの”と説明しました。
でも、もし、myとかyourを付けたらどうなるでしょう?
「私の〜」とか「あなたの〜」というふうにとても限定的な1つのものになってしまいます。
oneってジャンルとか種類などを表すフワッとしたものなのに、myとかでガチッと限定するのはできないですよね。
これはMike’sとかKeite’s とか人名の所有格でも一緒ですよ。
②不可算名詞のときもoneは使えない!
不可算名詞をoneで置き換えることもできません!
例えば、
Which wine do you like? red or white? 「赤ワインと白ワインどちらが良いですか?」
お客:red, please.「赤ください」
ワインは液体だから不可算名詞ですよね。
だから、oneを使うことはできなんです。
「赤ワインと白ワインどちらがいいですか?」と聞かれてred oneと答えることはできないんですね。
redだけでOKです!
ということで今回はoneの使い方でした。
まだ会話で使いこなせてなかった方はぜひ復習して使えるようにしましょうね♬
この記事に載っている内容だけでも十分にネイティブとの会話で使える内容になっていますよ!
①oneは代名詞の意味もある
②oneは既に話題に上がった同じものを示す
③同じものだけど同じ種類やジャンルを表す
④「〜なやつ」「〜なもの」と訳せる
⑤myの後ろや不可算名詞では使えない
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